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ヒッチハイク

2008年11月25日
生まれてから一度だけ、ヒッチハイクをしたことがある。といっても、車は止めたが行き先が折り合わなかったので乗ってはいない。
それは、クロアチアに行ったときのこと。泊まっているザグレブからバスで二時間半くらい行った、プリトビツェ国立公園という山のなかの風光明媚な自然公園に行った。例えて言えば東京からバスで尾瀬に行ったような感じ。景色も水も空気もきれいで、東欧の秋を満喫。
帰りのバスは5時にくるので、4時半過ぎにはバス停に戻り、切符とかタバコとか売っている売店で時間も確認しバスを待った。
待った。
待った。
待った。
だんだん夕暮れの空は暗くなり、気付けば売店も閉まって確認の手立てがない。
仕方なく、人生初めてのヒッチハイク。あまり止まってはくれないが、それでも時々は止まってくれた。しかし、こっちがザグレブと言うと、皆そっちには行かないという。確かに尾瀬の近くの一般道にそうそう東京に行く車は走っていないのと同じだ。
周りはいよいよ暗くなって、ついに車から僕は見えなくなっただろう。もう無理だ。
これまた人生初の野宿を覚悟した7時ごろ、待って二時間半後にバスが来た。安堵で脱力しながらステップを登り、運転手にザグレブ行きか念のため確認したーーーーー答えはNO。え~~~~。
完全に日は落ち、ヘッドライトの灯りではバスがトラックかの区別もつかない。でもすぐに分かった。トラックは走っていてもバスは走っていない。
今日中に帰ることはあきらめ、明け方4時くらいの外気は何度くらいだろうかと考えていたとき、なんとバスが来た。たしか9時くらい。間違いなくザグレブ行きだ。何でか知らないが高校生ばっかり乗っているバスの後部の窓際の座席にすわり、疲れと安堵でウトウトしながら、バスが動き始める心地よい振動を肌で感じた、ーーーーバスが止まった。100mくらいしか進んでいない。窓越しに運転手が工具箱を持って後部に走ってきた。僕的にはバスの車内にいれるのだったら動くのは明日でもいいから寝かせて、と思っていたら、ーーーーー全員バスから降ろされた。
しかし、今度は多分バス会社の方で連絡したのだろう、30分程でバスは来て12時前にザグレブについた。

そして今も僕は生きている。
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