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七味五悦三会

2010年12月16日
七味五悦三会という言葉がある。年末に、その年の七つの美味しかったもの、五つの楽しかったこと、三つの人との出会いを話し合って、その年を「いい年だったなぁ」と思い返す風習だ。それぞれの数が数えられなかったら、来年はもっと良い年にしましょう、ということらしい。

ということは、まずまずの年を送った人は「美味しいものとの出会いが七つ、楽しいことが五つ、出会いが三つ」というバランスであることが多い、ということだろう。正直しっくりこない。現代人とはバランスが違うのではないか? というか当時のことを想像してもピンとこない。

七味五悦三会をググると、江戸時代の風習だったと判で押したように書いてあるが、年末に「美味しかったなぁ」と思い出すほど美味しいものとの出会いが年に七回もあったのかなぁ?デパートの最上階で大江戸暖簾市をやっている時代でも、電話をかけたらズワイガニを送ってくれる時代でもない。こっちから出かけたところで、寛永通宝が流通するまで旅人もあまり現金を持ち歩かなかったので、江戸時代の初期は旅行者の晩御飯は木賃宿で自炊するのが一般的だった。そもそも旅行自体そんなにできない。
ひょっとすると「お隣さんから秋に頂いた芋の煮っ転がしおいしかったねぇ」みたいな話かも知れない。だとするとええ話である。多分その芋よりサイゼリアのイタ飯の方がうまいが、ええ話である。

五つの楽しかったこと、これは江戸の人ならクリアできると思う。秋祭りなど地域イベント系1つ、節句とかお祝い事系1つ、収穫とか何かがよく売れたとかお父さんのビジネス系1つ、近所の人の結婚式とか近所系1つ、馬が威張っている武士を蹴ったとかハプニング系1つである。

出会い、毎年三人ずつの人に会うのも難しいような気がする。これがクリアできるのは一定以上の社会階層、ハイソサイエティぜよ(今年的に)。

さて翻って現代人、にいさんと合意したところによると、バランスは三味一悦十会くらいかなぁと。昔の人よりうまいものを食っていても逆に感激するものは三つくらい、年末に思い出せるほど楽しかったことは一つがせいぜい、人との出会いだけは変な人も含めて十人くらいかなぁ?

来年は味は三つ、楽しいことは一つでよいので、よい人との出会いがいっぱいあるといいなぁと、あったかめの書き込みでした。お後が宜しいようで。
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