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構造改革

2009年07月14日
以前にも書いたが、和光市の駅の上りのホームには自販機が4つある。最近なくなったが少し前までキオスクもあった。さらにホームから降りてきたところにもキオスクと自販機。自販機では各20種類くらいの飲み物が売られているので、ホームだけでも80種類の飲み物が選べる。週末に駅を利用しない日もあるので、駅を利用する日に片っ端から飲んでいくと4回くらい回したところで一年が終わるくらいバリエーションがある。選ぶのは楽しいが、いくらなんでも多い。ヨーロッパで駅に行くとコカコーラの数種類とリプトンのお茶と、いいとこペプシの数種類くらいだ。ヨーロッパが何でも正しい訳ではなく、むしろこっちはちょっと寂しいが、日本とヨーロッパの真ん中くらいが丁度良い。パキスタンか?

大量の商品の中にはサイクルの短いものもあるし、1個の商品の後ろにはその数倍のボツになった商品候補があるので、相当な研究開発費・製造ラインの維持費用・商品別の広告宣伝費等が150円の飲み物の上に乗っかっている。にも関わらず、最近では欧米に比べて必ずしも値段が高いとは言い切れない(向こうはどこで買うかで値段がかなり違うが)。そこで、結果的に卸の企業に負担がかかっている。

流通形態として、メーカー直販とか産地直送とか言って、卸を省略するモデルが目立つ。が、実際には卸を飛ばした流通が量としてそれほど大きい訳ではない。それは冒頭に書いた、メーカー・商品が膨大にあって、また小売店も膨大にあるからである。大量のn対nの取引は当事者同士では捌くことが出来ないので、間に少数の卸が入って取り次いでくれるほうが効率的である。だから、卸は泣かされることはあっても完全に無視されることはない。

そこに、昨日のキリンとサントリーの統合の話。スポーツ新聞には「午後のなっちゃん」とか「一番モルツ」とか書いてあった。商品そのものがすぐに半減する訳ではないだろうが、いずれ重複する商品やラインは整理されるだろう。

最近、小売の淘汰・統合が進んでいる。まちのお店が廃業したりコンビにに変わったり。サンクスとサークルKでは共通のプライベートブランドの商品を作ってもいる。上に書いた理由で、小売・製造の統合が進むと付随的に卸売の存在価値が低下する。今度こそメーカー小売が全面的に直取引を行うお店が出てくる。

卸が泣いている状況が好ましいとも言えない以上、こういう方角が悪いことだとは言えないが、僕らが見てきたまちの風景は少しずつ、しかし間違いなく変わっていく。安く、選択肢の少ない世の中だ。郵政を民営化するどころの騒ぎではない構造の改革である。

なんでこんなこと書いたんだろ。
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