スポンサーサイト

--年--月--日
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告

ナポリターナ、ボロネーゼ

2008年10月29日
料理話の続き。
今でこそちょっとしたお店でもコンビニエンスストアでも様々なバリエーションのパスタが食べられるようになったが、私がこどもの頃のパスタと言えばミートソースとナポリタンのほぼ2つで、麺もスパゲティのみであった。
ミートソースは、イタリアではSpaghetti A. Lagu(Laguは野禽という意味)と書いてあったり、英語表記ではSpaghetti with Meat Sourceと書かれていたりするが、地域名で「ボローニャ風」(Spaghetti Boronese)と書いているのを頼めばミートソースが出てくる。しかし日本ではメニューに「ボローニャ」のボの字も出てこない。ボローニャの皆様に対しては日本人の1人として申し訳なく思う。
一方、ナポリに行ってもあのソーセージかハムとたまねぎとピーマンをケチャップで絡めたスパゲティは出てこない。ナポリタンと呼ばれるものは進駐軍が食べていたスパゲティに日本人がアレンジを加えたものであり、名付けたのも日本人である。アマトリチャーナ(Spaghetti Alla Amatriciana)というのが比較的ナポリタンに近いが、これはアマトリーチェというラツィオ州(ローマが州都、ナポリはカンパーニャ州)の町の郷土料理である。ナポリの皆様に対しては、ボローニャの皆様以上に日本人の1人として申し訳なく思う。
なお、確認のためにWikipediaを見ていると、中国ではミートソースをナポリタンと呼ぶことがあると書いてあった。つまり、中国でナポリ風を頼むとボローニャ風がでてくることになる。
ミートソースにもナポリタンにも欠かせないのはトマトである。イタリア料理を何種類か注文するとかなりの確率でトマトを使った料理が出てくるが、トマトの原産地はメキシコであり、トマトがイタリアで食料として浸透したのは18世紀くらいのことだそうで、イタリアの歴史から比べるとつい最近のことである。料理そのものが生きていて、時代の中で変化することはアリだと思うが、これが「ボローニャ風」だ、というのはどうやって定まったのでしょうかね。
スポンサーサイト
未分類 | Comments(0) | Trackback(0)
Comment

管理者のみに表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。