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マインハルトさん

2009年05月15日
僕が社会人になって何年かたった頃、大学の先生のお宅に学生とOBが招かれた。当時、先生は東京大学に移られていたので現役の学生は東京から先生宅のあるつくば市まで来ていた。その中にオーストリアからの留学生、マインハルトさんがいた。絶世期のサイモンとガーファンクルを足して3で割ったような風貌だった。少し話し、車できていた僕は東京方面に乗せて帰った。

しばらくして、研究室の後輩が結婚し、僕も披露宴に招かれた。ゲストに1人、チロルの民族衣裳を着ている人がいて、よく見るとマインハルトさんだった。

その年、遅目の夏休みを取った僕はチェコに行った。プラハには直行便が飛んでいないので、そのときはウィーン経由にした。一人で飛行機に乗ったら、隣は同い年くらいの女性。降りる前には少し話したが、最初のうちはじっとだまっていた。退屈になったのでまわりをキョロキョロしていると、少し前の席にも退屈そうにキョロキョロしている人がいた、・・・マインハルトさんだった。マインハルトさんはうれしそうに近づいてきて、隣の女性を指してガールフレンドか?と聞く。違うわ、ボケ!とは言わなかったがわかりやすく否定した。結局彼はウィーンで降り、僕はプラハに乗り継いだ。

チェコを1週間旅行し、ウィーンまで鉄道に乗ってきて、最後の日ウィーンの空港で成田行きの飛行機を待っていると、同じように待っている人の中に見たことのある人がいた、・・・マインハルトさんだった。成田から上野まで一緒に帰った。

冬になり、ある土曜日の朝にテレビを見ていたら、松村邦洋が出ていた。その番組では、松村邦洋の芸の幅を広げるということで、画才を活かして似顔絵書きにチャレンジしていた。まず先生からアドバイスを受け、次に上野の公園に行って実際に客の似顔絵を書いた。
一人目は真面目な学生、二人目はイチャイチャしていて言うことを聞かないカップル、三人目はちょっとおっかない兄ちゃんが来た。そして四人目、テレビのテロップには、「外国人登場」の文字が流れ、よく見ると、・・・みなさん全員がお分かりのとおり、・・・マインハルトさんだった。
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