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カツアゲ

2008年12月09日
数年前のこと、30歳を越えてから人生で初めてカツアゲされた。

和光市の駅の北口にコンビニエンスストアがあって会社帰りに寄ることが多い。その日は、コンビニのまん前に日産プレジデントか何かのシャコタン、ガラスにスモークを入れた「いかにも」な車が止まっていた。「誰が乗るんやろ」と思いながらコンビニに入って、ペットボトルのお茶か何かを買って店を出て、車の脇をお茶の入ったビニール袋を提げてすり抜けようとした瞬間、何かの弾みでペットボトルが車に「コツン」。

いきなりふぁ~っと両方のドアが開いて、不良以上チンピラ未満みたいな若いのが2人出てきた。「今ぶつけたんはお前か?」 ぶつけたには違いないので取り合えず謝る。
見ると、1人(車の持ち主)が主導権をとって、もう1人が子分みたいな感じ。案の定、子分っぽい方がいきがっていて、「謝れ」「弁償しろ」の繰り返し。「謝れ」には謝るが「弁償しろ」といわれても、はいそうですかという訳にはいかない。「駅の向かいに交番があるのでそこでゆっくり話そう」と主張する。これは子分っぽい方を苛立たせたようで、向こうの声が大きくなる。そこに兄貴分っぽい方が「手は出すなよ」とアドバイス。ひょっとすると金持ちのボンで話を大きくはしたくないのかも、でもこう言ってもらうと僕的には安心だ。甘い。普段から手を出さないと決めておいた上で、口だけ「やってまえ」と言われたら僕は素直にお金出したと思う。
とはいえそれでも怖いには怖い、本当にひざは震えた。僕はコンビニを背にして立っていたのだが、中っ側の窓際には雑誌のコーナーがあっていつも立ち読みしている人がいる。だから何人かの人は雑誌越しにこっちが見えてるんちゃうのん?「気づいてんのやろ!!助けろ!!」と心の奥で叫ぶ。

子分は子分で埒が明かないので、ついにすごいことを言い出した。「いいから、弁償しろ・・・・5000円!!」・・・僕の中で時間が止まり、噴出しそうになった。『えっ 5000円?? もうちょっと出せるよ。』
ひざが恐怖で震えながら肩が笑いで震える経験をした人は少ないと思う。「いや、金額は当事者同士で決めることではなくてですねぇ。」・・・こっちも乗ってきたぞ!!
ついに彼らは諦め、子分が僕の眼鏡を指で弾き、そのまま車に乗ってどっかに行った。
「お母さ~ん 怖かったよ~ でも面白かったよ~」

その後何年も経つが、和光市駅前でその高級車を一度も見たことがない。
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