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今年の締めくくりに

2008年12月31日
今朝、朝食にリンゴが出た。果物はみなそうだが、リンゴは特においしいものとそうでないものの差が激しいと思う。歯応えというかシャキシャキ感が重要な食べ物だからかもしれない。
地方に出張に行くことが多い仕事をしているが、今年は各地で本場の果物を食べる機会に恵まれた。ありがたいことである。
今日は大みそかでもあるので、如何にも今年の書き納めにふさわしい話題として、個人的趣味による果物ベスト10を真剣に考えてみた。文句あるか。

まずは順位から。
1位:桃
2位:梨
3位:苺
4位:みかん
5位:キウイフルーツ
6位:ブドウ
7位:リンゴ
8位:パイナップル
9位:スイカ
10位:ライチ

1位と2位は大変迷った。かたや口の中で溶けそうな食感、かたや顎が痛くなりそうなシャリシャリ感という正反対な個性の持ち主ではあるが、いずれもジューシーさが身上である。ここでは時期的な希少性によるプレミア感と食べやすさで桃に軍配を上げたが、梨との差は僅かなものである。なお個人的には今年山陰によく行ったので、梨を堪能することができた。皆ありがとう。
3位と4位は食べやすい果物が挙がった。華やかさで苺を上位にしたが、食べやすささと可搬性を両立した、現代生活への適応力においてみかんは捨てがたい。特に最近増えてきた品種「きよみ」はみかん4位の立役者と言ってよい。
5位をキウイにすることについては、意見の分かれるところだと思う。が、ここでは栄養価と菓子にも使いやすいという使い勝手の良さを評価して5位とした。また、どうしても赤い果物が上位に来がちな中、緑で頑張ったこともフルーツポンチ的に好材料である。
6位のブドウと7位のリンゴも本当に悩んだところであるが、テレビを見ながら食べやすいという点を重視してブドウを上位とした。冷蔵庫で冷やして洗ったブドウとタオルを用意してのナイターテレビ観戦は、実はかなりいい。一方、うまいリンゴのうまさは1位をすら脅かすものがあるのだが、先述の通り、たまに外れリンゴを引かされることがあるのが7位にとどまった理由である。ところで、今年のアメリカからの年次改革要望書の中にはリンゴに関する規制緩和が記載されており、いや~な予感。興味がある人は「年次改革要望書」をググってね。
パイナップル、スイカも実力は折り紙つきだが、大きさが手ごろでなく買いにくいので8位、9位。ライチは可能性に期待して10位。

なお今回、庶民派の柿、バナナ、高級品の象徴メロン、流行りのマンゴーあたりが選に漏れた。いずれもベスト10との差は小さなものであり、来年のランキングに向け、農家、JA、行政各位の努力に大いに期待したい。

以上、高いところから失礼しました。


という訳で、僕はこの後年越しそば食べて寝るので、今年の書き込みはこれでおしまい。ありがとうございました。また来年お会いしましょう。

そうそう、年越しそばで思い出した。食べ物のイノベーションに興味がある僕としては、即席そばの「そばどん兵衛」の麺がまっすぐになったという事態が聞き捨てならなかったので先日食べてみた。が、どうにも即席めんに関する限り、僕の口には縮れた麺の方が口に合うようだ。これからそばどん兵衛を食べて年越しをする人はよく考えて買ってね。
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帰省して、雑感

2008年12月31日
garten
一昨日帰省して、昨日は年賀状を書いて近所にある温泉の風呂屋に行った。帰省の度に1度は行くのだが、来るたびに物販が充実してきており、昨日はついに地元の米まで売るようになっていた。じきに不動産屋とハローワ-ク、進学塾がテナントに入るだろう。
今日は大山町というところのJAがやっているバイキング形式のレストランに行って、さっき昼御飯を食べた。殆どが植物性のものだが食べ放題だ。がはは。大晦日だというのに結構混んでいる。
大分という所は、リタイヤした人が朝起きてご飯を食べて景色を愛でて寝るには最高である。

ただ残念ながらよいことばかりではない。今年起きた教育委員会の不正事件については、どうも真相を解明する方向にはいかないまま幕引きのようである。地方には時に正義とか住民とかよりも重要なテーゼがあって、影響力を持った者がそっちにむかってグルになっているフシがある。
これから、現役世代が住むには覚悟がいる地域が増えてくるだろう。そしてこれは人口の大小ではなかったりする。元気な地方都市として名前が挙がるまちをみると県庁所在地でなかいところがむしろ多い。

写真は大山町JAが大分市でやっているレストラン「木の花ガルテン」の惣菜を盛り合わせたところ。
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師走に関わる豆知識

2008年12月29日
言うまでもなく、師走である。
ところで、師走の「走」という字には「帰る」という意味がある。
なので、師走、という言葉の意味は「師匠も故郷に帰る」という意味で、「師匠が走るほど忙しい」という意味ではない。

先の書き込みで三国志の話題が出たので上の話を思い出した。というのも三国志の故事の中に、同じ意味で「走」が使われている言葉がある。「死せる孔明生ける仲達を走らす」というあれ。孔明と仲達は2つの国の大将同士で戦っていたのだが、孔明は死んでしまう。占いでそのことを知った仲達は勇躍攻めかかる。孔明は生前この日のあることを予想し、自分の木像を彫らせておき陣の前に置いた。遠くからみて本物と思った仲達は引き揚げた、という話。
攻めかかって来て木像をみて引き返す訳だから、「走る」必要はない。「ああ 生きとったんやな」と思って帰っただけの話である。
しかし、小説の三国志では、「こ 孔明が生きていたぁ!!」とばかりに逃げまどい、阿鼻叫喚の修羅場と化す、というような話になっていることが多い。小説的にはその方がスッとするけど、嘘は良くない。

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小さいコップ

2008年12月29日
昨日は、ファミリーレストランで昼御飯を食べた。
本を読みながらゆっくり過ごしたいと思い、ドリンクバーがあるところを選んだ次第。
久しぶりに駅前のロイヤルホストに入って注文し、勇躍ドリンクバーに行ってみるとコップが以前のものより小さくなっていた。景気のせいか。
まあ、人間はコップが大きかろうと小さかろうと八分目まで注いでしまうし、何となくコップに注いだものは飲み切りたくなるから、コップを小さくすれば飲む量は減るだろう。たくさん飲みたい人はお代わりすれば良いわけだし、これはこれでよい。

飲みながら、三国志にも似たような話があることを思い出した。
曹操軍が長期戦になってしまったため兵糧が少なくなってきた。そこで兵糧の奉行が曹操にその旨を報告し指示を仰いだ。曹操は「兵糧を計る枡を小さくせよ」と命じた。兵糧奉行は「枡を変えれば随分違います」と喜んで帰った。

しかし、この話には続きがある。数日して兵糧奉行がもう一度曹操のところに来て、「兵糧の消費が減ったのはいいが、量が少ないと兵が不満を言っている」と告げた。曹操は「自分に良い考えがあるが、それには汝の首が必要だ」と言いその奉行の首を切り、兵士に「この奉行が枡をごまかして私服を肥やしていた」と告げたところ、兵が「こいつのせいだったのか」と理解し不満がなくなったという話。

和光のファミリーレストランでも、じきに死者が出るのではないかと少し心配している。
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いやな予感

2008年12月27日
山手線の車両に、アメリカンビーフの広告がバンバン貼られている。アラいやだ。
そう言えば、噂のエシュ○ンは人のブログも見ているのだろうか?おとなしくしてよ~っと。
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どないなってんねん

2008年12月27日
朝、資料を作り終え(と言っても途中で寝たので完徹ではありません)、会社の近くのやよい軒で朝定食を食べた。420円也。
案の定目玉焼きが乗っていたので、「卵を固めに焼いてください」とお願いし厨房にも通った。すぐに、いかにも黄身がサラサラな目玉焼きを載せて定食が運ばれてきた。まあこれくらいのことでトヤカク言うのも何なので、黙って他の料理から食べ始めた。
しばらくすると隣の席の人のところに、「朝定食 卵固め お待たせいたしましたぁ」。隣の人は僕と店員の会話を聞いていたみたいで、「それはあの人の」と僕の方をさす。店員、平謝り。その人は固めのでもいいということで、それがそのまま運ばれ、僕は他の料理にも手をつけたので別途目玉焼きだけを焼きなおして持ってくることに。
そこまではよい。全然気にならない。が、改めて「申し訳ございませんでした」と言って持ってきた目玉焼きの黄身は、たいして固くなかった。

それでは、そろそろ出張に行ってきます。早く帰ってくるからね。
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仕事 納まらず

2008年12月26日
今日はチョッキリ10時間会議をした。明日は朝からもう一回山陰出張。明後日に残務整理してようやくおしまい。
これから山陰の準備が朝までかかるので、先に喜多方ラーメン坂内で晩ご飯。ギョーザをつけてやったわ。がはは。
ちんたら食べていたら坂内の客も僕一人になった。店員はいつもの通り、すぐにお茶のお代わりをくれる。ふと思った。年末でなければならない理由はあるのかと。
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狭い世の中 広い世の中

2008年12月26日
昨日、お客さんのところに行った帰り、渋谷駅で前の会社の先輩に会った。
今日、山陰からの帰りの飛行機で、今の会社の先輩と同じ飛行機に乗り合わせた。
この二人は別だが、とにかく時に誰とも話したくなくなることもあるくらいの勢いで毎日人と会い、合意したり、戦ったり、かわしたり、逃げたり、謝ったり。
そういう仕事をしていると、飯島愛が独りで死んで死後一週間経っていたというのは、頭では理解しても正直ピンとこない。若い頃には、仲間がいる中での勢いがなければできないような、割に壮絶な生き方をしてきたと聞いてたけど、死に様はあまりに好対照をなしていてせつない。合掌。

彼女が死ぬ間際に頭に浮かんだものって何だろうね。
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クリスマスイブ

2008年12月24日
世間ではクリスマスイブだが、僕は明日の一便で山陰出張。家を明朝の始発で出ても間に合わないので会社に泊まり込みだ。
今、やよい軒でご飯を食べ、電車があるうちに着替えに帰るとこ。
せっかくなので新メニューのサーロインステーキ定食を食べてやる、がはは。
しかし、数量限定と書いているが、僕が頼んでも次の人が頼んでも売り切れないぞ。今年は、ささやかな人はよりささやかに、そうでない人もそれなりの夜のようだ。
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結局なんだったのか

2008年12月23日
今朝、この間会社に電話をかけてきた人材コンサルタントに会った。正直、電話では会話にスムーズでない何かを感じたのだが、今日会ってみて分かった。フランス人だった。といってもフランスの会社ではなくて、麹町にあるバリバリの日本の会社である。そのビルは、偶然にも僕が新卒で入った当時、会社がオフィスを構えていたビルである。

別に、具体的な話を誘われる訳でもなく、僕も具体的な希望はないので、ただの世間話に終始した、というかどちらかと言うと、そのフランス人がやりたいことの相談に乗ってやったわ がはは。
というわけで転職もせず教材もツボも買わず、修理代も払わずであった。

しかし、国際化の時代にはエージェントにも外国人がいた方がいいということだろうか。自分の知っている地球と本当の地球とで回るスピードが違うと感じることはちょくちょくある。
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おじいちゃんと孫

2008年12月20日
おじいちゃんは孫が大好きだ。大学のサークルでも1年生は3年生と仲がいい。会社でも直属の上司よりその一つ上の上司と上手くいくことがある。
おじいちゃんだって職場で真剣に仕事をしてきたと思うが、孫の前でコロっと変わるのは時にいただけない。
今朝、和光市で電車に乗ろうとしたら、あるおじいちゃんが駅で待ち合わせしたらしい孫と会って、「おはようございまちゅ、起きられましたか?」

起きたから駅におるんやろ ボケ!
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Rule the world !!

2008年12月20日
以前に、目玉焼きの黄身を固く焼くことについて書いた。

今朝、松屋に行って朝の定食を注文し、卵固めにとりクエストをしたのだが、意外な反応が。
店員が「黄身が固まるくらいで宜しいでしょうか」とわざわざ聞いてくれたのだ。
「ええ、お願いします」と答えたら、今度はしばらくして店長らしき人が来て、「そういたしますと、両面焼きでも宜しいでしょうか」と聞いてきた。両面焼きは100点ではないがわざわざ聞いてくれたので「結構です」と答え、実際ほぼ期待通りの目玉焼きが出た。

まるで、あたかもブログを読んでしかも僕がブログを書いていると知っているかのような対応だった。

よし、このペースで更新を続けていけば50年後くらいには世界が支配できるかもしれない。歳からしてその後直ぐ死ぬのだが、世界を支配した次の日に死ぬというのはある意味最高である。
残された周りの人は大変だろうけどね。
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手際の悪い人

2008年12月17日
僕も特段自分が手際よい方だとは思わないが、このところ手際の悪い人によく出会う。
先日行ったマッサージ店で、うつぶせになって肩から揉んでもらった。マッサージ店にはたまに上から目線で、「ここが痛い人は何が悪い」とかいうことを説教口調で言う人がいる。その人も僕の体の凝っているところを問診するように質問し、始めてからもずっと講釈を垂れていたが、予定していた全部のパーツを揉むことなく設定した時間が来てしまい、あとはチョコチョコやってそそくさと終わった。

昨日の全日空は特にいけなかった。羽田発関空行きの飛行機の予約だけ事前に入れてあって、昨日は出発の25分前位に羽田に行って、窓口で購入してついでに帰りの飛行機の予約・購入もしようとした。窓口には研修中という腕章をした人が、後ろには指導係の先輩がいるのだがとにかく不慣れな感じ。機器の操作もオタオタした感じで会話もかみ合わない。
窓口:ご搭乗は本日ですか?
僕 :はい(いや、今日ということで予約入れてあるやん)
先輩:お席のご希望はございますか?
僕 :通路側をお願いします
窓口:お席は窓側をご希望ですか、通路側をご希望ですか?
僕 :通路側をお願いします
「東京から来た、いかりやです」という感じ。あんだって?
そして飛行機に乗って気づいた。席はプレミアムシートがとられていた。
ここまではまだよい。乗れたのだし、プレミアムシートしか空いてなかったのかも知れない。しかし最後にやらかしよった。出張の帰り、関西空港行きのバスに乗ろうとした際、ふと帰りの航空券をみたら、帰りは伊丹空港発羽田行の便が予約されていた。念のため携帯サイトで確認すると、確かに伊丹発で予約が入りしかも通常の往復チケットであれば可能なはずの予約変更について「変更不可」の文字が。
久しぶりにドラゴン怒りの鉄拳。全日空に電話して、でも極力穏やかに事情を伝え、関空発の飛行機に変更してもらった。これはクレーマーという範囲のものではないよね。

昨日のはあまり面白くないタイプだったが、今日の出張の新潟駅で出くわしたのはコミカルで許せるタイプ。
帰りが夜になりそうなので駅弁を買ったのだが、1万円札しかなかった。店員に聞いたら1万円でも大丈夫というので1万円と小銭を渡した。「お先に大きい方がらお返しします。ご確認ください。5千円、6千円、7千円、8千円・・・」というのだが、しゃべる口と手が揃わない。6千円手で繰ってから口で「5千円」、以後千円ずつづれた。
これは案外新しい脳トレだったりして。
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広告

2008年12月15日
自分のブログを携帯で見ていると、ブログの上下に広告が出ている。このおかげで、僕はタダでブログを人様に見ていただける。
しかし、絵文字がダウンロードできるサイトの広告はまだいいとして、痩せるなんとかとかエッチなゲームとか、正直勘弁してほしいものもある。
人様から広告をもらうのは大分の高校で新聞部にいた時以来だ。まちの本屋とか楽器屋に行って広告の面積と部数を示して広告料を貰う訳だが、当時の店の人達は僕らのことをタカリにきたとしか思っていなかったという気がしてきた。
正直、僕は高校の頃の自分が好きではなく、あまり思い出したくないことの方が多かったのだが、最近多少は清々しい思い出として浮かぶことも増えた。たぶん歳のせいだ。
にも関わらず、当時の楽器屋は店を閉め、思い出を惹起させる風景も減ってしまったのは今更ながら残念だ。
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寒かった

2008年12月14日
華厳の滝
昨日と今日、前の会社の先輩・後輩と塩原温泉に行った。
塩原温泉の宿そのものは当たりとも外れともつかない露天風呂の宿であった。というか、印象に残ったのはとにかく寒かった。特に今日は朝から雪が降っており、足を伸ばして行った日光はずっと氷点下であった。
日光東照宮に行き鳴き龍をみるのに靴を脱いで廊下を歩くと足がちぎれそうに冷たかった。しかし小学校の頃に体育館が冷たかったのを思い出し、どこか懐かしい気もした。

ところで久しぶりに人とずっといて、学んだことをいくつか。
・キツツキの舌は長い
・福田前首相は円周率を小数点20桁くらいまで言えた
・下山事件はおそらく他殺である
・小野不由美の小説はおっかない
・たまごのコレステロールはそれほど悪玉ではなく、1日1個以下でなければならないということには学術的根拠はない

今日の朝ごはんには卵2個分とマヨネーズが出てきた。よかった。

写真は華厳の滝の滝壺でござる。
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事件の匂い

2008年12月11日
事件シリーズ、といってもまだ事件になっていない、ならないかも知れない話。

今日の夕方、忙しいところに外から電話がかかってきた。とると人材コンサルタントと名乗る男が僕の話を聞きたいという。今回の話と一緒かどうかはわからないが、以前にも会社でこういう電話を受けたことがある。そしてそれがきっかけで僕は今の会社に転職した。
と言うと格好いいが、これはあくまでヘッドハンティングではない。中途採用面接の申し込みを誘われているだけの話だ。一回目で落とされるかもしれない。だいたい会ってもいない人の実力などというものがそうそうわかるものではない。
しかも今回、「この電話番号をどこで知ったのか?」と聞いたら、「代表にかけて教えてもらった」という。内線で回すことはあっても、直通番号を教えることなどない、と総務の人も言っていた。そもそも怪しい。
まあ、あの手の斡旋業者だって品行方正(本人の承諾なしに個人情報を扱わない)でいたら仕事などできない。僕自身が人に迷惑をかける話ではないので、一応会って話をすることにした。
転職を誘われるのか、教材を買わされるのか、ツボを買わされるのか、日産プレジデントに傷つけた分の5000円を払わせられるのか、・・・。

一応、どういう話になるか分からないので、いつどこで誰と会うかはここでは伏せておく。当面今の会社でやらなければならないことがいくらかあるので転職はしないし、会ってあとくされのない話であれば、またここに書くかもしれない。もし僕が書いていなくて、この話の顛末に興味のある方は年明けくらいに、「あれどうなった?」とコメントください。
その頃には僕のデスクにツボが飾られているかもしれない。
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人間は小さく、強い

2008年12月10日
ホームページを持っていた頃に書いた詐欺師の話を先に書いたので、もうひとつだけ当時書いた話を書く。例え僕が死ぬまでブログを続けても、(少なくとも僕にとっては)これ以上に面白い話は書けないように思えるので。

もうずいぶん前のゴールデンウィーク、僕は当時両親が住んでいた神戸に帰省した。神戸は母の育った町である。父親が朝から出かけ家に母と2人。間違いがあってはいけないので、母と新神戸の方に散歩に出かけ昼ごはんを食べることにした。
知らなかったのだが、新神戸の当たりこそが母の育った場所で、初めて聞くような母の幼少期の頃の話を聞いた。その話の一つとして、こういうことがあったらしい。

戦争直前の母がまだ幼い頃、母の家から少し離れた山側の、当時は人が殆ど住んでいない地区に、ある日突然洋館が何軒も建ち、しばらくして見たこともない外国人が何十人も住み始めた。学校の先生は、そこへ行ってはいけない、そのことを話してはいけない、と教えたそうで、何だろうと思いながら暮らしていると、またしばらくして外国人も洋館も忽然と姿を消した。
戦後母は父と結婚し、姉と僕とを産み、僕がブログを書けるように育てた。そしてある日、母は妹尾河童の本を読んでいて、妹尾河童が育った神戸の町に降って沸いてそして消えた洋館と外国人の下りに行き当たった。妹尾河童の父は神戸で洋服屋を営んでおり、その外国人の服の修繕をしたらしい。
そして妹尾河童の本によって、その外国人は、杉原千畝が発給したビザによってナチスドイツの迫害を逃れ、敦賀経由で来日して神戸に留まり、上海やアメリカに行く手続きを待っていたユダヤ人だということがわかった。次の年に日本はアメリカと開戦する。アメリカに渡った人にとってはまさに間一髪の脱出劇だった。

神戸が今よりも国際都市だった頃、世界に帝国主義と人道とが交じり合っていた頃の話。
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詐欺師に会う

2008年12月10日
事件シリーズ第二弾。まだ20代の頃、新宿で詐欺師に会った。この話は以前ホームページを持っていた頃に書いたので、当時を知る人には申し訳ないが、カツアゲとセットなもので。

それはある夏の日曜日。新宿東口、三越の裏の通りをぶらぶらしていた。そこに向こうから歩いてくる品のよさげな紳士。
「あ、どうもぉ!」と話しかけてきた。誰だっけな?と考えていると、

紳士:大日本印刷の田中です。先般はどうも
僕 :こちらこそ

確かに、以前大日本印刷の人と仕事したなぁ。田中さんだっけなぁ?こんな顔だっけなぁ?と思うのだが、考える暇を与えないように向こうから矢継ぎ早に話しかけてくる。

紳士:今日は暑いですねぇ
僕 :そうですねぇ
紳士:ワイシャツなんて着てられませんよ
僕 :そうですねぇ
紳士:今日はお休みですか
僕 :ええ、おかげさまで
紳士:お休みの日なら、今日は馬券とか買いにこられたんですか?

ここで解説を加えておこう。新宿駅東口周辺から南に下ると、JRAの場外馬券売り場があるので、ここで競馬の話をされるのは不自然ではない。また、その日僕はスポーツ新聞を読んで、予想としてはガチガチだと知っていたので、普段競馬はやらないのについ答えてしまった。

僕 :でも今日はガチガチでしょう
紳士:最終レースはね。でもその前は違いますよ。さっきも大当たりでね。ホラ

と言って、無造作にズボンのポケットに入れていた札束を取り出し、親指でヘリを弾いた。だ~~~~長っ~~~~っと弾いた。束の厚さからしてテレビで見た100万円くらいの感じ。さすがに、普通の人はこういうことをやらない、怪しむ気持ちがMAXになったが、人によってはこの札束にコロッとイクかもしれない。

そのとき、いきなり向こうからこっちへ走ってくる男が1人。若者だ。

若者:先生っ!!
紳士:おお、木村君
若者:先生の言うとおりに買ったら大当たりでしたっ!!
紳士:そうだろう あっ紹介しておきましょう。彼は木村君。
若者:木村ですっ!!
紳士:こちらは、仕事でお世話になっている方
僕 :どうも
若者:どうもっ!!
紳士:良かったら、これからのレースの作戦立てませんか?うなぎなどご馳走しますよ
僕 :あっ残念ですが、今日は待ち合わせがありますので、またの機会に
紳士:ああ そうですか。それではまた よろしくお願いします
僕 :失礼します

という訳で、スマートに別れた。多分、その後僕がどれかに賭けることになって、買いに行ってくるとかなんとか言って、お金を預かっていなくなるとかそういうことだろう。
あとで考えてなるほどと思うのは、印刷業者を名乗ったこと。印刷業者は多くのサラリーマンが付き合いのある業界だ。また田中さん木村君と言うのもありふれた名字である。

まあ詐欺師も大変だ。結構暑い時分に、道路を行ったりきたりして相手をみつけ、木村君は木村君で物陰に待機し、多分紳士の合図で飛び出す、というダッシュを一日何回やったのだろう。

そういう訳で被害はなかった。でも思い起こすたびに嫌~な気分にもなる。僕が「あいつなら騙せそう」というぼけっとした顔して道を歩いていたのかなと思うと。
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カツアゲ

2008年12月09日
数年前のこと、30歳を越えてから人生で初めてカツアゲされた。

和光市の駅の北口にコンビニエンスストアがあって会社帰りに寄ることが多い。その日は、コンビニのまん前に日産プレジデントか何かのシャコタン、ガラスにスモークを入れた「いかにも」な車が止まっていた。「誰が乗るんやろ」と思いながらコンビニに入って、ペットボトルのお茶か何かを買って店を出て、車の脇をお茶の入ったビニール袋を提げてすり抜けようとした瞬間、何かの弾みでペットボトルが車に「コツン」。

いきなりふぁ~っと両方のドアが開いて、不良以上チンピラ未満みたいな若いのが2人出てきた。「今ぶつけたんはお前か?」 ぶつけたには違いないので取り合えず謝る。
見ると、1人(車の持ち主)が主導権をとって、もう1人が子分みたいな感じ。案の定、子分っぽい方がいきがっていて、「謝れ」「弁償しろ」の繰り返し。「謝れ」には謝るが「弁償しろ」といわれても、はいそうですかという訳にはいかない。「駅の向かいに交番があるのでそこでゆっくり話そう」と主張する。これは子分っぽい方を苛立たせたようで、向こうの声が大きくなる。そこに兄貴分っぽい方が「手は出すなよ」とアドバイス。ひょっとすると金持ちのボンで話を大きくはしたくないのかも、でもこう言ってもらうと僕的には安心だ。甘い。普段から手を出さないと決めておいた上で、口だけ「やってまえ」と言われたら僕は素直にお金出したと思う。
とはいえそれでも怖いには怖い、本当にひざは震えた。僕はコンビニを背にして立っていたのだが、中っ側の窓際には雑誌のコーナーがあっていつも立ち読みしている人がいる。だから何人かの人は雑誌越しにこっちが見えてるんちゃうのん?「気づいてんのやろ!!助けろ!!」と心の奥で叫ぶ。

子分は子分で埒が明かないので、ついにすごいことを言い出した。「いいから、弁償しろ・・・・5000円!!」・・・僕の中で時間が止まり、噴出しそうになった。『えっ 5000円?? もうちょっと出せるよ。』
ひざが恐怖で震えながら肩が笑いで震える経験をした人は少ないと思う。「いや、金額は当事者同士で決めることではなくてですねぇ。」・・・こっちも乗ってきたぞ!!
ついに彼らは諦め、子分が僕の眼鏡を指で弾き、そのまま車に乗ってどっかに行った。
「お母さ~ん 怖かったよ~ でも面白かったよ~」

その後何年も経つが、和光市駅前でその高級車を一度も見たことがない。
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おにぎり

2008年12月08日
JR東日本が、改札の内側にいろんなお店を作っている。
商店街の活性化があちこちで言われている昨今、本屋やユニクロまで改札の内側に置くのは個人的には好きではない。まちは皆のものだ。

だが、JRがやっている商売の中でも結構好きなものがある。それはコンビニ、NEW DAYSで売っているおにぎり。他のコンビニが似たようなおにぎりを出すなか、結構個性的。
以前からあるのおにぎりで、僕的な定番はオムすび。オムライスの味付けがしてあって薄焼き卵がノリのようにかかっている。結構おいしい。
今日、出張の行きしなに寄ったNEW DAYSではクリームピラフの味のおにぎりがあって結構おいしかった。

興味のある方は、是非改札の外にあるNEW DAYSでお買い求めください。
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猫ババア

2008年12月07日
さっき のんたと話していて、猫ババアのことを思い出した。
それは、出張帰りに池袋駅西口を歩いていた時のこと。私の横を同じ方向に歩いていたおばさんが、僕に話しかけてきた。「お兄さん 今日はもうお仕事はおしまい?」 そうだと答えていくつか会話をキャッチボールしていたら、やおら「お兄さん 遊びに行こうよぉ 安くしとくからぁ」とにっこり笑っている。
っっっっってそれは売春?
そこで改めておばさんの顔をみたら、ゲゲゲの鬼太郎の猫娘を60歳くらいにした感じ。まさに猫ババア。

その時はそのまま逃げてきたが、別の日にも池袋駅西口付近で見かけた。
そろそろその手の年齢の方のストライクゾーンに入ってきたのかと思うと少しへこむ。
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什の掟

2008年12月07日
先々週、先週は更新の頻度が落ちました。ええ落 ち ま し た。と開き直ってみる。
意外に書き込むのにはテンションがいることがわかった。今週もこまめには更新できないかもしれない。できるかもしれない。
これ以上このことを書いても仕方ないので、今つけているテレビ番組でやっている大麻の話。
最近、大麻に関する事件の報道が増えている。一方で、今の番組でやっているように実は依存性がないとか、昔の日本の薬学の書物には大麻が喘息の薬と書かれているとかいうこともあるらしい。まあ、大麻を吸っているうちにハードドラッグに行くかもしれないだろうし、吸おうとは思わないけど。

1年くらい前に行ったマッサージのお店(風俗ではないぞ)の人と話していた時に、その人の友達に大麻やっている人がいるという話を普通に話されてちょっとひいた。あくまで最近は警察が取り締まりに本腰を入れているだけで、ずいぶん前から意外にはびこっているようである。

このブログを大麻を吸いながら読んでいるそこの君 ならぬことはならぬものです。
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ほり川

2008年12月07日
今日、新宿の「ほり川」というお店でにいさんに昼御飯を御馳走になった。にいさんありがとう。
ご飯を食べながらの話題は殆ど仕事の話だったのだが、食べた鉄板焼きはかなりおいしかった。サザンタワーの19階にあって見晴らしも抜群。また機会があったら行ってみたいお店。
ただ、残念なことが1つ。割と人生に成功したと本人が思っている感じの鼻もちならないさわやかな年配の客が多く、若干居心地が悪かった。
きっとこの人たち、健康食品の通販のCMに出ていて、もらったギャラで食べに来たに違いない。
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深夜帰宅

2008年12月07日
昨日、会社からタクシーで帰った。木曜日の晩は会社に泊まった(ソファでよく寝たんだけど)ので、割にヘロヘロな感じ。
タクシードライバーは風邪を引いたのか、烏天狗みたいなマスクをしている。一応、乗った直後はアイスブレイキングのような他愛のない話をしたのだが、とにかく眠いのでうちの近くまでの道順を説明して、その後はウトウトしていた。
が、眠りそうになるのを図ったかのように、ドライバーが話しかけてくる。このドライバー、声は小さい、カツゼツは悪い、マスクしている、で何言っているかよく聞こえない。無視するわけにはいかないので、きちんと話を聞きとれるようムチャクチャ神経を集中した。割に面倒な感じ。とりあえず語尾だけ聞いて、イエスノークエスチョンは全てイエスで答え、「○○なんですかね」みたいなオープンクエスチョンには「いや~ どうなんですかね」で質問を切って、やや関係ありそうな話をしてお茶を濁す。続けること40分。何とか逃げおおせた。

うちの会社の個人情報保護を担当している人も、同じような烏天狗みたいなマスクをしていた。さすが保護担当、がっちりガードだ。なんでも風邪を召したそうだ。みんな気をつけようね。
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80's

2008年12月04日
今、テレビを見ているのだが、CMでYESというバンドのLonley Heartという懐かしい曲がかかっている。たしか1980年代中ごろのヒット曲で、僕は中学生だった。あの頃は洋楽がはやっていたなぁ。
80年代の音楽がテレビでよく流れて久しい。結局CMやテレビ番組のプロデュースをまかされるのが僕と同じ世代で、彼らが中学、高校の頃に聞いた音楽を使うということだろう。
以前、70年代がはやった時代もあったし、いずれ90年代、00年代の音楽がはやる時代がくるのだろう。
しかし、最近の邦楽のリバイバルの多さには閉口する。人様の曲が歌いたい人はアマでもプロでもカラオケ屋に行こう。
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ふと思った

2008年12月02日
旅行代理店に国家資格が要るのに、葬儀屋に資格が要らないのはなぜだろう。
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